秀和奥沢レジデンス
可愛いボタニカルなメロン柄の秀和
この秀和は全体的に優しいボタニカルな雰囲気が漂います。西側の通り沿いにはレンガ造りの花壇が設けられ、植栽に植えられた木々と季節の花たちが生けられています。花壇の上にも鉢植えが置かれていてとっても素敵な雰囲気。この1階の並びのアイアンには植えられたアイビーが絡まり美しい緑のアーチも作られています。(個人的にはアジサイの咲く新緑の季節に見るとより美しく感じます)
1階通り沿いのアイアン柵が可愛らしい
S字を背中合わせに組み合わせたようなデザインでほっそりとしていて気品もあって可愛らしい。植物たちとの相性も抜群に良いです。
通り沿いの他にも、入口正面からエントランスまで続くアプローチも素晴らしいんです。床のタイルは茶系の円たちの隙間にビビッドな青と赤をアクセントで敷き詰めた美しい仕上がり。ちなみに同じ配色パターンのものが同じ年に建てられた秀和神宮レジデンスにも残っています。
外壁と柱部分には造り付けのプランターが置かれておりそれを支えるアイアンと生けられた花たちもとっても素敵。この秀和にはアイビーが多く植えられてるんですがラフウォールやアイアンとの組み合わせは
建物自体のヴィンテージ感と相まって優雅な雰囲気を醸し出しています。
壁塗りは秀和の中でも特徴的でまるでメロンの編み目のような模様。下地のモルタルもすこしごつごつしていてこの組み合わせが可愛らしいです。エントランス部分で間近で見ると今度はホイップクリームみたいにも見えてきてそこもまた可愛い。
ここ奥沢の秀和ならではの特徴が随所に
北側の通り沿いには駐車場があり1階の住戸との間にはラフウォール仕上げの塀の上に青瓦が乗せられています。この塀の一部はくり抜かれていて、プランター部分と同じデザインのアイアンのモチーフが顔を覗かせてくれています。
この秀和ならではのこだわりの意匠が散りばめられていますがディテール部分に同じデザインのモチーフなどを使用していて全体的に調和が取れた美しい秀和に仕上がっています。
バルコニーは隔て板・底部・横壁がつながったような一体型のもの。1960年代の秀和には見られるものですが、こちらのバルコニー部分にはモルタルが塗られておらずちょっと意外。横壁の部分は下から上にかけて細くなっていくようなデザインでやわらかくすっきりとした印象を持たせています。近くから見上げた時に、編み目のように浮き出たラフウォールとすっきりしたバルコニーのコントラストがなんとも美しいです。
静かな場所で、上品に華やかに暮らす
周りは住宅地ですが実は交通の便もいいのもポイント。最寄りの目黒線「奥沢」駅や池上線「石川台」駅
東横線「田園調布」駅、大井町線「緑が丘」駅が全て徒歩圏内というさすが自由が丘エリアの秀和ならではの欲張り立地。ちなみに自由が丘までだと、自転車で10分弱。ちょっとしたお散歩コースにもなるほどよい距離です。この辺り、住宅街ではありますが終電位のお時間でもわりと歩いている人がいます。女性の方にも安心できるのも良いですよね。
緑と調和する、優しい雰囲気の奥沢の秀和です。
マンション名 |
秀和奥沢レジデンス |
所在地 |
東京都世田谷区奥沢1丁目6−7 |
最寄り駅 |
東急目黒線「奥沢」駅徒歩8分 |
築年月 |
昭和43年12月 |
建物構造 |
鉄筋コンクリート造(RC) |
棟総戸数 |
60戸 |
管理会社 |
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