秀和麻布笄町レジデンス
エントランス前の電話ボックスが目印、西麻布の立地自慢の秀和
賑わいある西麻布の交差点から表参道方面へ道を一本入って進んでいくと、打って変わって低層住宅や寺院がある静かな住宅街へ。
その伸びる坂の中腹に佇むのが、1970年築・総戸数57個の秀和麻布笄町レジデンス。坂を登っていくと、特徴ある白いラフウォールと青い屋根で、遠目からでも分かっちゃいます。
サンゴのような模様のラフウォール
今回の秀和のラフウォールは下地も上塗りもすこし荒々しく、上塗りの模様同士はパズルのようなかたちになっているのが特徴的。遠目からだとサンゴのような模様にも。光を受けるといろんな表情を見せてくれますよ。
とくに南側の通りの高い外塀は歩きながら見てみると存在感が抜群で、上の方に目を向けるとくり抜かれた小窓があって可愛いんです。
こちら側の住戸は陽当たりはバッチリ、一方で北側の住戸にはお寺の緑と本堂を借景にできたり、青山から遠く新宿のビル群までも見渡せる住戸もあります。正面の通りは静かですぐそこに西麻布の交差点があるなんて、思わず忘れてしまいそうな環境。下から見上げると、段々になった高層階の形状と屋根が可愛らしいです。
アプローチから上へ見上げた先にある入口の屋根は、ほかの秀和とはちょっと違って薄めの秀和ブルーでちょっとマットな質感。
ぱっと見遠くからだと瓦に見えますが、実はこれって金属製の屋根なんですね。外塀に乗せられた青瓦たちに似せて造られたようで、こういう遊び心が素敵。グレイズ感ある青瓦を乗っけた外塀と見比べてみるのも面白いです。
エントランスの前にあるのは「電話ボックス」
そしてなぜかエントランス前に電話ボックスが堂々と鎮座。こんな秀和、ここだけ?!
電話ボックスが少なくなってきた昨今、秀和との組み合わせはよりヴィンテージ感が増して見えますよね。こうやって昔の面影を今に伝えるために残してくれているのか・・・。
笄町は旧町名なんです
こちらの秀和も番衆町などと同じく、旧町名を冠しています。
この笄町というのは、明治初期からこの秀和が竣工される3年前の昭和42年まで使われていた町名で、現在の南青山6〜7丁目、西麻布2~4丁目を指しており、元々は江戸時代は多くの武家屋敷が軒を連ねる地域でした。竣工された頃はまだまだ旧町名に対して記憶の名残が強かったのかもしれませんね。
西麻布の交差点へ徒歩1分の立地ながら、根津美術館や寺社の緑が間近の静かな環境に建つ秀和。都表参道も六本木も、乃木坂も徒歩10分圏内。超都心の立地です。
都心でアクティブに動きたい方の住まいとして、深夜帰宅が多い働き盛りの方にも住まいにもぴったり。
もちろん、静かに在宅ワークをしたりオフの日にゆったりと過ごしたい方にもおすすめです。立地自慢の秀和です。
マンション名 |
秀和麻布笄町レジデンス |
所在地 |
東京都港区西麻布2丁目24−25 |
最寄り駅 |
銀座線・千代田線・半蔵門線「表参道」駅徒歩8分/千代田線「乃木坂」駅徒歩7分/大江戸線・日比谷線「六本木」駅徒歩10分 |
築年月 |
昭和45年10月 |
建物構造 |
不明 |
棟総戸数 |
57戸 |
管理会社 |
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