秀和湯島レジデンス
あらゆる要素が特徴的
細部まで美しい60年代秀和
湯島駅から歩くこと5分。
駅からは緩やかな坂道の続く無縁坂を登った高台に見えてくる、青い屋根の秀和湯島レジデンス。1969年築・総戸数95戸の秀和です。周囲には一戸建てや、旧岩崎邸や歴史を感じさせる立派な建物も多く、武家屋敷であったころからの息遣いが感じられる由緒正しいエリア。
建物の正面に立つと、出迎えてくれる青い屋根と色鮮やかなステンドグラス。
エントランス屋根の青い瓦は縦に6列並んでいて、存在感がありますね。60年代の秀和らしく、各所に凝ったデザインが散りばめられていて見ていて楽しいです。
足元には改修されたアプローチタイルが並んでいて可愛らしい。
竣工時のものとはまた違った形ですが、同じく円を描いた模様で、よく見ているとそれぞれ色やパターンの組み合わせが違い、細やかなデザインになっています。館銘板もアールを描いたS字の装飾が素敵で、アプローチ前、門柱の隣にさりげなく立っています。明朝体で書かれた建物名に黒い背景がキュッと引き締まって、このエリアの秀和っぽくてイイです。
門柱は煉瓦が使われていて、ブラックが効いたアイアン柵との組み合わせはバッチリ。
建物正面をぐるっと覆うような煉瓦の支柱とアイアン達のすぐ後ろには植栽、そして白いラフウォールがあり、何だか威厳のある邸宅のような雰囲気を感じます。アプローチ横に面した面格子は、盾のようなアーチが上部についた枠の中に、大小色々な円が組み合わされて作られています。こういった細かい装飾も秀和らしくて素敵。
見所は外観だけではない
エントランス内部も見ていただきたい。
正面外から見た、光が漏れるようなステンドグラスは中で見ると尚美しいですよ。今度は外から入る光で綺麗な模様を見ることができます。足元の床タイルパターンもチャーミングで、ステンドグラスの模様とも親和性が高い。
正面入り口左側のアーチの意匠もまた特徴的です。
レンガが使われた門柱、ステンドグラスやアイアン装飾、エントランスアプローチのかわいいタイル。全体的にバランスのいい秀和レジデンスです。周辺の年代を感じる建物の雰囲気にもぴったり馴染んでいますよね。建築当初から年月を経て、素敵な経年変化とともに風格を纏った歴史ある土地に建つ、歴史ある秀和になっているように見えます。
落ち着きのある「湯島駅」と活気ある「上野駅」が徒歩圏内
最寄りの湯島駅は落ち着きある雰囲気ですが、実は上野駅までも徒歩圏内。もちろん、上野御徒町駅や上野広小路駅も同じく徒歩圏内です。暮らしの面では落ち着いた街並みをゆっくり散策したり、足を伸ばして賑わいのあるエリアへ行けたりとギャップを楽しみながら暮らしていけそうです。
細やかな装飾が美しい湯島の秀和、是非訪れてみてください。
マンション名 |
秀和湯島レジデンス |
所在地 |
東京都文京区湯島4丁目11-16 |
最寄り駅 |
東京メトロ千代田線「湯島」駅徒歩5分、JR「上野」駅徒歩14分 |
築年月 |
昭和44年10月 |
建物構造 |
鉄筋コンクリート造(RC) |
棟総戸数 |
95戸 |
管理会社 |
|
問い合わせ|物件を貸したい・売りたい