秀和内藤町レジデンス
レンガ調の秀和。都心ですが緑が多い!
四谷三丁目駅からは出口を出て、外苑西通りを南へ下り歩いて6分ほど。
道を一本逸れて入った閑静な住宅地を進むと見えてくる、秀和内藤町レジデンス。
これも秀和なの?とブラウンカラーのレンガ調造りに初めて見る方は驚くはず。意外性がありつつも、周囲や建物の状態をくるっと見渡して、管理の良さを確認するとやっぱり秀和だと妙な納得感。
一見秀和に見えない秀和
1978年築・総戸数32戸と秀和にしては小ぶりな造り。
いつもの秀和のように瓦や壁模様などは華やかな感じは抑えめでひっそりとした佇まいながら、壁の模様や装飾の美しさ細やかさは秀和らしさを感じられる建物になっています。こういうタイプの秀和は小日向や元代々木のような70年代秀和にたまに見られますね。面白いです。
赤茶色の煉瓦を重ねたように見えるこの壁は、一見シンプルに見えるのですが、近くで見てみるとブラウンベースの4色それぞれがモザイクアートのように重なった模様になっていて、色の並ぶパターンも規則性がないようです。
他の多くのマンションのタイル仕様の外壁とは一味も二味も違う外観はさすが。引きで全体像を見ても、色の配置を近くでよく見ても楽しいです。
住戸やバルコニーに散りばめられたストレートのアイアンとの組み合わせは重厚感があって、でも品格を感じられるのも素敵です。
植樹や色味、アイアンなども内藤町という地域柄にあわせてあるような、全体的にどこか大人しげで風雅な印象が感じられます。
入口がまた可愛らしく、黄色と青色と透明色のステンドグラスが美しく、レトロ感を引き立たせています。
こういうところに秀和のテイストが感じられますね。夜にはエントランスの中から灯りが漏れて美しいです。ちなみに青色のステンドグラスって、ここの他は秀和洗足レジデンスだけで、あまりほかの秀和では見かけないんです。
え、ここ本当に東京ですか?
周囲には緑が多く、屋上からの風景はと言うと、まさに森!
裏は新宿御苑が広がり、敷地内に緑が豊富な訳ではないけれど、十二分にマイナスイオンに包まれている感じがします。慌しい外苑西通とは、全く違う雰囲気を漂わせています。
由緒ある土地、内藤町
最寄りの駅は四谷三丁目駅のほか、千駄ヶ谷駅へも歩いて10分ほどの距離。
大名である内藤家の屋敷地があったことに由来する、由緒あるエリアの内藤町。元お屋敷の中屋敷というだけはある、小さいながらも堂々とした佇まいは「いかが?」と言わんばかり。都心ながらも、閑静さや由緒あるエリアを選ぶというのはさすが秀和といったところでしょうか。
外苑西通り&新宿御苑の間のエリアに静かに構える姿がなんとも印象的な秀和です。
マンション名 |
秀和内藤町レジデンス |
所在地 |
東京都新宿区内藤町1-26 |
最寄り駅 |
東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目」駅徒歩6分、JR中央線「千駄ヶ谷」駅徒歩10分 |
築年月 |
昭和53年1月 |
建物構造 |
鉄筋コンクリート造(RC) |
棟総戸数 |
32戸 |
管理会社 |
|
問い合わせ|物件を貸したい・売りたい