秀和深川森下町レジデンス
リバーサイド秀和が深川にもありました
清澄白河駅を出て、江戸水路の大動脈・隅田川へと続く小名木川を渡り、歩を進めると目に映る大きな緑屋根の秀和。
運河沿いに建つ、リバーサイド秀和レジデンス
静かな運河沿いに佇む姿はスケール感と相まって遠目から見ても美しい。この秀和深川森下町レジデンスは1974年築・総戸数155戸の大きめなリバーサイド秀和。
河川沿いの秀和ってほとんどどれも大きめに造られていて、川を隔てた場所や遠目から見てもうっとりできるのが良いですよね。小名木川を臨む住戸は南向きで正面を覆うような建物ももちろんなく、とっても陽当たりが良さそうです。ここの秀和は、バルコニーの手すりが新しくなっていてまっすぐなラインが特徴的。川の反対から見ると、セットバックした小名木川沿いの棟の西向き上層階の美しいラインが際立った感じがします。
今は、ブルーの秀和じゃないんです
竣工当初は屋根に秀和ブルーが使われていましたが、修繕を経て現在では深いグリーンに塗り替えられたこちらの秀和。「深」「森」という単語から連想したのでしょうか。とてもよく似合っています。(写真は修繕前のものでゴメンなさい)
橋を渡って小道をぐるっと廻って西側の建物エントランスへ。
アプローチ奥のエントランスから上へ上へと伸びる階段棟にその最上にちょこんと乗っかったグリーンの棟屋根。正面から見上げると城東エリアの秀和らしく、建物の大きさが目を惹きます。少し薄らした感じのラフウォールの仕上がりに直線的な住戸の並びが、整然とされている感じが出ていてこれまた格好良い。横に並んだバルコニーのストレートなアイアン柵、塗り跡のないサラッとした隔て板などソリッド感もあって良いです。
ここの秀和は門柱のアーチの装飾が素敵。茶色のレンガと白いモルタルで仕上げられた支柱とそれに掛かるアーチ。アーチは上下のフレームに蔦を模したようなS字のアイアンで彩られて、Sの先端のカールがとっても可愛らしい。フレームのてっぺんには、可愛いオブジェ。真ん中の矢のモチーフを支えるようにこれまたデコラティブなS字アイアンを配しています。これは王冠なのかはたまた玉ねぎなのか・・。どちらにせよ可愛さと美しさは変わりありません。
数年前まで健在だったアプローチのモザイクタイルは改修され、あたらしいスクエアタイプのものに一新。エントランス入口も扉式でしたが自動ドアに生まれ変わりました。タイルはちょっぴり名残惜しいですが、こうやって時代を超えアップデートされながら受け継がれていくのも秀和の素晴らしいところだと思います。
敷地の北側には駐車場と駐輪場。ちょうど建物の裏側にあたり、こちらからはサラッとした外壁の外廊下部分とダークカラーの外階段が見えます。ここから建物を見るとスケール感がより間近で感じられて面白いです。各住戸のアイアンは真っ直ぐなラインのものなので、ぱっと見ると秀和らしくないですが、よーく見ると角住戸の窓の上にはアールが描かれていたり秀和らしいテイストが散りばめられています。
清澄白河も、森下も使う
ロケーション的には清澄白河駅と森下駅もどちらも徒歩圏内。2沿線なら都心のどこへもアクセスが楽で、江東区らしい便利で楽しい暮らしを享受できます。また、小名木川は桜の名所としても知られていて、お花見シーズンになると川を下りながらお花見クルーズができるんです。この秀和深川森下町レジデンスのすぐそばにも高橋乗船場という船着場があって、乗船できるんだとか。家から出て30秒でお花見クルーズできるなんてワクワクしますね。
南側のお部屋は陽当たりだけでなくバルコニーから小名木川を臨む眺望があって特に気持ち良さそう。ちょっと離れた場所からみると立地の良さを改めて感じちゃいます。住込管理で、秀和らしいぴかぴかの共用部を保っているのもポイント高い。
かつては下町として、現代ではアートギャラリーやカフェが多く賑わいを見せる深川エリアのリバーサイド秀和。もし、訪れる機会があれば、ぜひ見てみてください。
マンション名 |
秀和深川森下町レジデンス |
所在地 |
東京都江東区高橋5-1 |
最寄り駅 |
都営大江戸線「清澄白河」駅 徒歩6分、都営大江戸線「森下」駅 徒歩9分 |
築年月 |
昭和49年8月 |
建物構造 |
鉄骨鉄筋コンクリート(SRC) |
棟総戸数 |
156戸 |
管理会社 |
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問合せ番号 |
00000277 |
備考 |
SRC造11階建 |
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